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【Netflix・映画感想】「ザ・サイレンス 闇のハンター」の魅力5個。微かな物音で殺される

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ぱっかん
執筆者:「ぱっかん(@pakkan316)」見る映画の9割が洋画です!

Netflixオリジナル作品「ザ・サイレンス 闇のハンター」を鑑賞しました。
いつも通りネタバレ無し情報を書いた後にネタバレしていきます。

まだ未鑑賞で、「とりあえず面白いかどうかだけ知りたい」という方は、「※ここからネタバレを含みます。」という文章の直前までを目安にご覧ください。

※関連記事は最後にまとめて紹介します

予告編(トレイラー)

作品情報

公開年 2019年
原題 The Silence
上映時間 90分
製作国 アメリカ映画
監督 ジョン・R・レオネッティ
脚本 ケアリー・ヴァン・ダイク、シェーン・ヴァン・ダイク
ジャンル サバイバル,ホラー,モンスター
主要キャスト スタンリー・トゥッチ
キーナン・シプカ
ミランダ・オットー
ケイト・トロッター
ジョン・コーベット
カイル・ハリソン・ブライトコフ
デンプシー・ブリック
ビリー・マクレラン
配信サイト・媒体 Netflix独占
※記事公開時の情報です

あらすじ・みどころ

人間の存在を音で感知し襲撃するどう猛な飛行生物が突如現れ、混とんとする世界。安全な場所を求めてさまよう少女とその家族は、謎のカルト集団に遭遇する。

引用:Netflix

魅力

①街が崩壊し始めるまでの展開が早く、すぐに本筋に入る

②「音を出すと殺される」という設定をしっかり活かしてる

③登場人物が「C級映画特有のアホな行動」を取らない

④崩壊直後の街が高精細映像で観れる。とてもキレイ

⑤一つ一つのトラブルの質がまぁまぁ高く、観ていて飽きない

気になる点

・主要登場人物に対してあまり愛着が湧かない。よって「彼らに生き残って欲しい!」という気持ちが生まれない

・「主人公グループが持ってるアドバンテージ」がそこまで優位に働いてるように見えなかった

・敵対組織の存在が弱い。インパクトに欠ける

・敵対組織との決着の付け方が雑

【ネタバレ無し】感想

微かな物音で殺される「ザ・サイレンス 闇のハンター」評価と感想【Netflix】:モンスターコウモリ:ベスプ
モンスターコウモリ:ベスプ

中々の当たり作品でした。

“凶暴なコウモリが都会で暴れまわり、音を出したらすぐ殺される”
という設定はそこまでユニークなものではありませんが、それなりに緊迫感があります。

ちょっと前にネトフリが押し出していた「バード・ボックス(2018)」という映画は、「目を開けてはいけない」という設定でした。

「バード・ボックス」と本作は、「崩壊直後の世界を、ある特定のハンディキャップを背負った状態でサバイブする」という点で非常に似ています。

そして「バード・ボックス」は、個人的にはとても残念な作品だったので、今回もガッとハードルが下がってました。

 

しかし本作は当たりです。

主人公達の行動は常に最善だし、そのうえでトラブルに巻き込まれ、生き残りつつも窮地に追い込まれていきます

一つ一つのトラブルの質や、敵対組織との対立理由そこまでユニークではありませんが、それでも十分盛り上がるものでした。

この手の作品では定番ですが、「窮地を脱する為に犠牲もいとわない」という展開は、そこそこグッと来るものもありました。

ホラー・サバイバル物として、「B級」の枠内に収まってますが、最後まで飽きずに楽しめるはず。
オススメです。

余談:「クワイエットプレイス(2018)」と似てるらしい

「クワイエットプレイス(2018)」という映画がありましたね。
そちらは未見ですが、他のレビュアーさんの感想によると、その作品とかなり似ているそうです。

【ネタバレ有り】感想

※ここからネタバレを含みます。
 
 
 
 

良い点:街が崩壊し始めるまでの展開が早く、すぐに本筋に入る

微かな物音で殺される「ザ・サイレンス 闇のハンター」評価と感想【Netflix】:良い点:街が崩壊し始めるまでの展開が早く、すぐに本筋に入る

やっぱりこの手のパニック作品は、

①なんか外が大変な事になってるな・・・
②こっちにも猛威が振るう前に避難しとくか
③なんか田舎の方が安全そうだから、早めに田舎に行こう。
で、移動中に暴徒に襲われる。

という定番の展開が観たくて鑑賞してる節があります。

本作はありがたいことに、予想をはるかに上回る速度で世界崩壊に突入しました。
このスピード感は素敵。

良い点:「音を出すと殺される」という設定をしっかり活かしてる

 

「音を出してはいけない」という設定が、上手い具合に緊張感の増幅に繋がってます

もはや「ステルスモード」はホラー映画の定番みたいな展開ですが、それがずっと続いてます。

また、当然ながら「音を出せない」という状況を逆手に取ったトラブルや対策が登場しますが、それらもまぁまぁ面白かった。

・少し離れたところで仲間が襲われていたので、わざと自分が発砲し、モンスターの矛先を自分に向けた。

・吠え続ける愛犬を、仕方なくモンスターの中に放つ

・敵対組織がこちらのチームに襲い掛かってきたので、わざと敵チームに掴みかかり、叫び声をあげた。

・緊急時、よりによってガラガラヘビに遭遇。

正直なところ、そこまで捻りのあるトラブル(または対処法)ではありませんが、設定を活かすには十分なイベントだったと思います。

特に「愛犬」「仲間の為に自ら死を選ぶ」という展開は、コッテリした演出も相まってそれなりにグッと来ました

悪い点:主要登場人物に対してあまり愛着が湧かない

微かな物音で殺される「ザ・サイレンス 闇のハンター」評価と感想【Netflix】:悪い点:主要登場人物に対してあまり愛着が湧かない

主人公ファミリーに対して、あまり愛着が湧きませんでした。
たぶんそれこそ「オリジナリティ」の低さが原因だと思います。

アクション、サスペンス、ホラー、パニック。
どんな作品にしても、ユニークな方法でトラブルに陥り、そして鑑賞者が思いつかない絶妙な方法で対処する、という展開があって初めて、登場人物に感情移入出来ます

本作は、残念ながらその辺りのアイディアが弱く、そのせいでキャラに愛着が湧きにくくなってます。

悪い点:「主人公グループが持ってるアドバンテージ」がそこまで優位に働いてるように見えなかった

主人公の「アリー(Kiernan Shipka)」は、事故で聴力を失っている設定です。
一見すると、「音を立ててはいけない」というこの状況では圧倒的に不利に感じますが、「聴覚障害」のおかげで、家族全員「手話」をマスターしています。

 

敵モンスターの「ベスプ」は「ささやき声」にも反応してしまう為、手話の心得は大きなアドバンテージのはず。

その話は序盤でも登場しましたが、かと言って「手話をマスターしてたから生き残れた」という展開は特になく、終盤は普通にささやき声でコミュニケーションを取っていました(もちろん安全圏だったからというのもあるが)

ただ、手話云々ではありませんが、敵対組織と「筆談」で抗議するシーンは中々緊張感がありました。

悪い点:敵対組織の存在が弱い。インパクトに欠ける

微かな物音で殺される「ザ・サイレンス 闇のハンター」評価と感想【Netflix】:悪い点:敵対組織の存在が弱い。インパクトに欠ける

これは僕の中の身勝手な原則ですが、ホラー映画に登場する「教祖」は絶対にラスボスにしてはいけません

この手のアポカリプス系ホラーは、必ずと言っていい程「宗教家」が登場します。
そして彼らは、たいてい浅はかな理念を押し付けてくるので、主人公グループと対立します。

これもマジでホラーの定番ですよね。

例えば「ミスト(2008)」という作品では、“「Mrs.カーモディ」というヤバイおばちゃんの予言が的中した”という理由で、そのおばちゃんの影響力が高まっていきます。

しかし本作に登場した「教祖」は、最初から最後まで「中ボス感」満載の小物でした。
彼が慕われる理由も説明されず、まさか彼がラスボスとは思わなかった。

 

しかもその宗教グループの目的も不明

「アリー」が薬局で機転を利かせたのを目撃し、その後から「アリー」を勧誘します。
なぜ欲しがる?

そして彼らは、何故か舌を切っています
ごめんなさい、この認識には自信ありません。ただ、舌に何かをしてる描写がありました。

「不気味さ」を演出するにはもってこいの設定ですが、いかんせん「何故?」という部分が消化しきれない為、自分の中で盛り上がれません

しかも彼らとの決着の付け方も「シンプルな近接戦」でした。
演出が中々クールだったのと、「シンプルな格闘劇で終わっちゃった」というのが逆に新鮮だったので、今思えば確かになんとなく面白かったw

それでもなんか不完全燃焼な感じは拭えません。

評価・まとめ

55点

中途半端で盛り上がりに欠けますが、それでも中々面白い作品です。
オススメです。



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「ぱっかんブログ」という雑記ブログで、映画やら何やらと色々書いてましたが、映画記事数が増えたのでそれを「ぱっかんシネマ」として立ち上げました。
洋画ホラー、サスペンスが好み。あとスローモーションになった時に流れる「ドゥーン...」という効果音も好き。

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